■ 耐火構造 |
建築基準法で定められた耐火性能を備えた構造のこと。鉄筋コンクリート造、レンガ造などが相当する。 |
■ 耐震構造 |
地震で生じる揺れに耐えるように設計された構造のこと。 |
■ ダクト |
冷暖房した空気や、換気した空気を送る管路・風道のこと。 |
■ ダストシュート |
マンション等の各階にある捨て口からゴミを捨て、最下階や地下にある集積所にゴミを集める縦穴状の設備のこと。 |
■ 三和土(たたき) |
玄関から土足で入ってこられる土間の部分。もともとは、花崗岩(かこうがん)等が風化してできた土に石灰や水を混ぜて練った「叩き土」で作った。 |
■ 地下室 |
建築基準法では、天井までの高さの3分の1以上が平均地盤面より下にある部屋のこと。地上階の延べ床面積の半分までの地下室なら、その面積は容積率算出の延べ床面積に算入されない。地下室は、趣味を楽しむ部屋や収納スペースにしたり、年間を通じて温度差が小さいことを利用して、食品や酒類の貯蔵庫として使える。 |
■ 仲介 |
不動産の取引で、売主と買主の間に立って両者の契約を成立させること。「媒介」ともいう。 |
■ 駐輪場 |
自転車を保管する場所のこと。マンションの場合、全戸数分の収容力がないと不法駐輪が多くなる。機械式駐輪設備を設置して、1住戸に2台分を確保しているマンションも多い。 |
■ ツーバイフォー工法(2X4工法) |
北米で生まれた建築工法で、「枠組壁工法」ともいう。躯体を構成する時に、厚さ2インチ×幅4インチの断面の部材を多く使うことから、ツーバイフォー工法(2×4工法)と呼ばれる。軸組工法が躯体を柱や梁で支えるのに対して、ツーバイフォー工法は床や壁、天井といった「面」で躯体を支えるのが特徴。柱のない広い空間が確保でき、耐久性、耐震性に優れ、断熱性も高い。施工が簡単で、工期も比較的短い。 |
■ つくばい |
和風の庭に置かれる石の手水鉢(ちょうずばち)のこと。 |
■ 手洗いカウンター |
トイレ内の壁面などに設置した手を洗うための設備。便器のタンクに付いた手洗い器のように体の向きを変えることがなく、便器を濡らす心配もない。下部に収納スペースが付いていると、紙類や掃除道具などを収納できて便利。 |
■ デベロッパー |
都市開発や再開発、住宅地の造成・開発、建売住宅やマンション、別荘などの建設・分譲を行う会社のこと。環境から交通、住宅まで計画的に街づくりをしたり大規模な住宅の分譲を行う企業体を指す。 |
■ 出窓 |
建物の外に突き出たような形の窓。外に突き出ている分、室内に広がりを演出する効果がある。奥行きが20cm程度あると飾り棚として活用でき、照明器具や鉢植えを置くなど実用的。 |
■ テラスハウス |
テラスハウスは、連棟式住宅の一種。各住戸は2階建てとなり専用の庭がつく。
長所としては、庭つき一戸建て気分を味わえること。
短所は、家賃が高めに設定されること。 |
■ テラス |
ダイニングやリビングから直接出入りできるようにした、庭先に向いた広めのバルコニーのこと。部屋と庭とをつなぐ中間的スペースで、石やコンクリートブロックを敷いて庭より一段高くしている。このテラスの上に設けた木の甲板がウッドデッキ。 |
■ テレビモニタ付きインターホン |
来訪者をテレビモニタで確認できるためインタホンや、オートロックに比べて安心感は増している。 |
■ 天袋(てんぶくろ) |
天袋には2つの意味がある。
(1)天井面に付いた形の吊り戸棚のこと。地袋と対応する語。
(2)和室の押入れの上部に設置されている収納スペースのこと。 |
■ 道路幅員 |
道路の幅のこと。建築基準法では、道路の側溝の外側を道路境界とみなして、道路幅員を測る。 |
■ 独立型キッチン |
キッチンの配置方法の一つ。キッチンを、リビングやダイニングなどほかの部屋から独立させるプランで、「クローズドキッチン」とも呼ぶ。料理中の煙やにおい、音などが漏れにくく、キッチン内部がリビングなどから丸見えにならないため、来客時にも雑然としたキッチン内部を見られなくてすむ。 |
■ 戸袋 |
雨戸を使わない時に収納するスペースのこと。 |
■ 土間 |
玄関の土足で使う範囲。地面のまま、しっくい塗り、石やタイル張り、土砂利仕上げなどさまざまな仕様になっている。 |
■ トランクルーム |
マンションの住戸の玄関脇や地下、別棟などの共用部分に設置されている収納庫のこと。利用料が必要な場合は管理組合に支払い、専用使用する。 |